クリニック案内

アクセス

  • 電車
    名鉄犬山線柏森駅より徒歩約15分

医院名
医療法人 山田外科内科
院長
山田 英貴
住所
〒480-0147
愛知県丹羽郡大口町竹田2丁目38番地
診療科目
大腸外科、肛門外科、消化器内科、外科、内科、麻酔科
電話番号
0587-96-6000

画像をクリックすると拡大します。

鼠径ヘルニア(脱腸)

鼠径ヘルニア(脱腸)とは

鼠径ヘルニアについて

鼠径(そけい)」とは、太もももしくは、足のつけねの部分のことをいい、「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。「鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。一般の方には「脱腸」と呼ばれている病気です。

鼠径ヘルニア(脱腸)の症状

初期のころは、立った時とかお腹に力を入れた時に鼠径部の皮膚の下に腹膜や腸の一部などが出てきて柔らかいはれができますが、指で押さえると引っ込みます。
次第に腹腔内の臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。はれが急に硬くなったり、膨れた部分が押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり吐いたりします。これをヘルニアのカントン(嵌頓)といい、緊急手術で腸切除が必要になり、命にかかわることになります。

鼠径ヘルニア

治療について

鼠径ヘルニアは薬で治療する事は出来ず、手術が必要になりますが、最近では短い入院(1泊2日~)での手術も可能となってきています。当院でも短期入院に対応していますが、入院期間については主治医にご相談ください。
以前は弱くなった筋膜を縫い縮める手術が行われていましたが、再発率が高く、術後痛みが強いという欠点がありました。
最近では人工の布(メッシュ)でヘルニア門をふさぐ手術が行われています。人工物なので感染の危険性はありますが、補強した部分に突っ張りがなく、術後の痛みも軽減しています。

ウルトラプロ